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春の日 6

                                一緒に帰るから
                                俺をおいて1人で行くな 俺に背を向けないで
                                特別なことはのぞまないから 背中だけは見せないで
                                ここで待って こっちを向いてまっていて

                                       はねながら後ろを振り向き振り向き遠ざかるウンソプに
                                       こんなことを言われたヨジャはどうしたらいいの~
                                       「どうしてそんなに駄々っ子なの」 こういってみたいわ~
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ありもしない妄想からはじめてしまった

ミアネミアネジョンウンにしがみつくウンソプ
父と母両極の人格に育てられ心はくしゃくしゃ その心のひだをひとつひとつ開いてくれるかのようなジョンウン
「今までつらかったでしょう」
その一言は溶解剤となり体中にしみこんでいく
(わたしだってこんなウンソプにはそれくらいのことすぐ言ってやるわ ぷん)←ばか

それぞれの状況 それぞれの闇
親に捨てられ受け入れてもらえないジョンウン
追い出されたウンホの母
追い出した女を母に持つウンソプ

「ジャン先生 なんでそんなに老けたの?」
1986年1月にいるウンホは ウンソプと出かけた一昨日のことを語りだす
多忙な父に作ってもらえない凧を おじいさんに作ってもらうためバスに乗った
そのバスが事故にあったの?ウンソプは死んじゃったの?
不憫で泣いてしまう父
そんなウンホに今おかれた状況は説明するも 理解できず飲み込めない
記憶の中のおじいちゃんはおとといまで凧を作って・・・おじいちゃんの死を受け止めることができない
自分に起こっていることもこわい
逃げられるのは布団の中だけ そうだもぐっちゃえ
わたしはここで 泣いてしまいました だってあまりにもウンホ@チジニssiの演技が切なくてうまくて

意気地なしウンソプ 成長していきます 情緒不安定なオンマに言い聞かせる
「アボジはそんな人じゃないよ つらいだけだオンマが あの人は 兄さんの恋人」

ウンホの本格的な覚醒を知り病室へ駆けつけた二人は 13歳に記憶退行した姿に驚く
母の死を受け入れたくないばかりに 過去へと逃げているその痛ましさ 子供なウンソプでも理解できる

なにも食べてくれないウンホに昔話を 結構仲良かったんじゃない いつもウンホの後をくっついていくウンソプが見えるよう
その話に反応してやっと顔をのぞかせる 
「ボクは弟のウンソプだよ」
「おにいちゃんが?」
落ち着け落ち着くんだウンソプ
「ウンホは子供だよ ウンソプだって子供だよ」
そんなウンホがジョンウンの顔を見入る 心の葛藤があるかのような表情 ジョンウンは期待してしまう 私のことはわかるの?
「おねえさんは誰?」
13歳が勝つ

心乱れるジョンウンをジャズバーへ伴い酒をのませ ウンソプ自身も気持ちを落ち着かせるためベースを弾く
マンションで思いをつぶやくが拒否されてしまう つらいねウンソプ どんどん好きになるのに

病室での親子 でかい身体で父に甘える心は13歳の30歳の息子
わかってる僕のかあさんの話はタブー でもひとつだけだけ聞かせて
「20歳を過ぎたボクはかあさんに会った?」 爆泣 かわいそうな少年だよーそんなに楽しみにしてたのに 会ったとたん・・・・

でも少年は明るい 弟にいさんウンソプにまとわりつき 勉強ができなかった少年時代をばらしまくる IQ158は後のことか

退院に使う車を見て恐怖するウンホ 事故記憶が形をなさず襲いかかり 対処しきれず取り乱してしまう

母の思い出の木もピアノもない家へ戻り悲しみでいっぱいになってしまう
そのピアノのある場所を教えれば自分の存在とピアノと母の事故を話さなくてはならない

電車で人を押しのけ席を取り得意げなウンホ ドーナツにかぶりつき 家では床に油を塗り 義母を転ばせ喜ぶウンホ
はじける明るいウンホをみていると この家もあながち暗いだけだったんじゃないんだッて思えてきて

次は昔話の女の子登場
楽しみな展開です
by tanasukimaa | 2006-11-20 16:28 | 春の日
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